宮沢賢治の本

3/25(水)は稲城市の いな暮らしさん https://inagurashi.com/ にて本屋開店予定です
持参する本を少し紹介させてください

昨年、私は改めて宮沢賢治と出会う機会があり、それをきっかけに、出店時に宮沢賢治作品を常時並べようと考え中です

たくさんある宮沢賢治作品の中で撰書をするのはとても果てしない作業ですが、まずは私と縁がある本から並べようと思っています
岩波文庫の3冊は私が以前持っていたもの

いつの間にか私の手元から消えていましたが今回このような形での再会です

ロングロングセラーの本ですよね

すごいな〜と思います

並べてみると、白地に明るいグリーンのタイトルが映えて、綺麗な文庫です

鎌倉の「港の人」から出版されている『あたまの底のさびしい歌』は宮沢賢治の手紙を集めた本

憲治の物語のような手紙の文章と描かれた線画がとても素敵です

「ナナロク社」から出版されている『写訳 春と修羅』は木村伊兵衛賞にノミネートされている齋藤陽道さんの写真と憲治の詩、それと装幀、写真集のような、詩集のような、ひとことでは伝えられない魅力のある1冊です
いな暮らしさんでは絵本作家 まつむらまいこさん の私家版絵本が販売されていますその中の1冊『たよりない手』も憲治の『銀河鉄道の夜』をテーマにした素敵な絵本です

是非、手にとってみてほしいです。








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宮沢賢治の『春と修羅』

昨年、改めて出会いました

その時のことは今でもはっきり覚えていて、その時一緒にいたヒトの意外な面をちょっとだけ深く知れた気がして嬉しかったり楽しかったり

そのヒトは『春と修羅』を高校生の時に読んで震えたそうです

そのあとに齋藤陽道さんの『写訳 春と修羅』を書店で見付け、その本の良さに、あー、なんか縁があるなーと感じました

そういう本にはやはり思い入れもあるので大切に扱っていきたいと思っています


『The Death and Life of John F.Donovan』

久しぶりに映画を観に行きました

観たのはグザヴィエ・ドラン監督の新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』

https://www.phantom-film.com/donovan/sp/

やはりドランの映画はいい

感動しました

なんでこんなにも人の感情の深い部分を表現するのが上手いんだろう

母親との間の複雑な感情は私も同じようなものを持っていて、でもそれは本当に表現することは難しい

主役のキット・ハリントン、自身も実際にTVドラマ(「ゲーム・オブ・スローンズ」)で一躍有名になったので、この役柄は入りやすかったのではないかな

とても良かった

同じ「ジョン」という名の役だし、すごい偶然

彼の魅力は影の部分を出せるところかなと思います

笑っていてもどこか悲しそうで孤独感を感じさせる表情とか上手い

声もいいし、この先の活躍が楽しみ

他の出演者たちもみんな良かった

記者役のタンディ・ニュートン、母親役のスーザン・サランドンとナタリー・ポートマン、マネージャー役のキャシー・ベイツ、彼女たちホントカッコいい

映画の冒頭で流れたアデルの「Rolling in the Deep」を帰宅してから繰り返し聴いてます…

音楽はガブリエル・ヤレド

私の大好きな映画『べティ・ブルー』の音楽を担当した人です

こうやって綴っているともう一度観たくなりますね

映画を観に行くのは考えてみたら今年初めてです

本来の目標というか希望は月に1度は映画館に行くということにしてるのですが、年始のバタバタと、ここ最近のコロナ騒ぎで遠退いていました

反省…

やはり、映画館、行かないと!




ドランの映画のプログラムはいつもカッコいいのですが今回のもカッコ良かった

本好きな私としては嬉しい限りです

今年は何本の映画を観に行けるかな

来月はジム・ジャームッシュの新作が上映されます

それもすごく楽しみです




第1便

「子どもの文化普及協会」へ発注した本が入荷しました

記念すべき第1便、ドキドキしながら箱を開けました

わぁ〜!本当に本屋さんみたい!なんて

せっかくなので、記念に箱開けたそのままを撮りました

今回は今までに取り扱っていた本たちに合わせて発注した本もあるのでどんどん絡めて展開していきますよ〜

今月25日(水)は いな暮らし さん https://inagurashi.com/ で本屋開店予定です

私もとても楽しみです

どんな風に並べようかな






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今回、入荷した本の中に長田弘さんの『詩ふたつ』があります

これは山梨で本屋業をしている友人がSNSで紹介していて、読みたいと思っていた本です

私の大好きなクリムトの風景画に合わせて、どんな詩が書かれてるんだろう

頁をそっと開いてみました

… 泣きました

ふたつの詩とクリムトの風景画が私の心の弱っていた部分にスッと入ってきました

ここ数週間のいろいろが涙と一緒に出てきました

何なんでしょうね、不思議な本です

大切なヒトを喪った方に手にしてほしい本はいつでもすぐ手に取れるように出店の度に必ず並べてるのですが、この『詩ふたつ』もそれらの本に加えて、ずっと取り扱っていこうと思いました

今までは『さよならのあとで』『悲しみの秘義』の2冊でした

この2冊には何回救われたことか

次回からは『詩ふたつ』も加えて計3冊になります

そっと悲しみに寄り添ってくれる本、大切にしたいです

3番目の画像の『愛するということ』と『スピノザ』は私の私物なのですが、ひとつの「人との関係」が終わったのでちょっといい機会だと思い、改めて哲学っぽい「愛」の本を読み始めています

「愛」とひとことで言ってもとても幅広く、たくさんの「愛」があるのですが、私が知りたいのは恋愛の「愛」

この年齢で今更だし、少し恥ずかしい気もしますが、私の苦手な分野なので、ゆっくりと読み進めてみたいと思っています

ちなみに『スピノザ』は亡くなった彼の本です




「愛」について考えること

ここで綴る「愛」とは、恋愛の「愛」のことなのですが、私にとってきっと一生の課題になると思うので、そういった「愛」についての本は自分の為にも何冊か定番で取り扱いたいと思っています

まずはフランスの作家レイモン・ペイネの『愛の本』

 

「あなたへの贈りものを、私はときどき考えます。何をさしあげたらば悦んで頂けるだろうか。……私は見つけました。それがこのレイモン・ペイネの絵本です。絵本と言ってはまずいかも知れません。Cartoonつまり漫画なのですが、あくどさもなく、一種の品もあって、しかも広々とした気持をあらわしている絵です。この本を見ていると、自分ではとうてい考えもつかないような場面が頁をめくるごとに出て来て、これこそ最上の贈物だと思いました。
どうかあなたもお二人で、仲よくごらんになって、なるほどと思ったり、一枚の絵の細かいところから何かを見つけだして下さい。御自分の想いに微笑するようなものを。」(串田孫一「小さな贈りものにそえて」より)

〈ふたり〉のポケット・ブック、〈ふたり〉のウィークエンド、〈ふたり〉のベッドサイド・ブック、〈ふたり〉のおくりもの、の4編が一冊になっています。

〈みすず書房のHPより〉

 

お馴染みのペイネの恋人たち、4色に分かれる綺麗な頁、絵に添えられたひと言、それと、串田孫一の解説、優しさが溢れていてとてもいいです

読んでいて私も幸せな気持ちになれる1冊です

 

 

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恋愛、難しいです

私事ですが、結婚5年目で離婚してから今までずっと独身でいます

好きになる人もチラホラいましたが、実家住まいと子どものことなどで上手くいかなかったり…

この人こそ!と感じた人は病気で亡くなりました

もう3年経ちますがまだまだ想いは消えません

なるべく前に進もうと思っていますが…

昨年、ひとつの出逢いがありました

でも心の声に従って酔っ払った勢いで終わらせました

少し寂しいけれどこれで良かったと今はホッとしています

次はどんな出逢いがあるのかな

私は恋愛に関しては器用ではないので、少しずつ育んでいける相手がいいのかなとも思います

年齢も年齢なので急がず焦らずゆっくりと、残りの人生、一緒に楽しめたらいいかな

でも今は恋愛は置いておいて、きちんと自分自身を形にすることに専念します

「愛」についての本を時々読みながら…

 

 

『片づけたい』

エッセイは好きで、時々読みます

疲れた時に手にすることが多いかもしれません

気負わずに読めるし、数分で読める短い文章なことが多いし、何よりもその作家さんの本音を知ることが出来て楽しかったりします『片づけたい』は古今の書き手たち32人の「片付け」をテーマにしたエッセイ、日記などを収録したエッセイ集です

片付け、得意ですか?

私はどちらかと言うと苦手です

多少散らかっている方が落ち着くような気がします(言い訳に過ぎませんが…) 

今、ちょうど私物の本や雑誌を整理して片付けているところです

読まなくなった絵本は知り合いのカフェを営んでいる方に引き取っていただきました

お子さん連れのお客さまが多いと以前お店に置く絵本の相談を受けたことがあるのでちょうど良かったです

単行本や雑誌はやはり手軽なBOOK・OFF行きかなと思っています

この『片づけたい』を読むと、どんなに立派で有名な作家さんでもなかなか片付けが出来なかったりします

またその理由が面白い

最初のジェーン・スーの「ていねいな暮らしオブセッション」の「ていねい」に反抗するエッセイから笑えます

東海林さだおの「ロボット掃除機ルンバを雇う」、向田邦子の「新聞紙」、等々、読んでいて思わず頷いてしまう内容ばかりです

本屋をやっていると、時々「本を読みたいと思っているけれど、何を読んだらいいかわからない。」と相談されることがあります

もしかしたら、先ずはこういったエッセイ集から読んでみたらいいかもしれません

そして、自分にスッと入ってくる文章があればそれを書いた作家の作品を読んでみてはいかがかな

そうやっていくとどんどん広がるのではないかなと思っています



浩々たる本の海

「子どもの文化普及協会」という主に書籍を扱う卸しの会社と取り引きさせていただけることになりました

私のような店舗を持たない副業本屋にきちんと向き合っていただけたことが本当に嬉しいし、改めて、店舗を持って本屋さんをやりたいという気持ちが強くなっています

「子どもの文化普及協会」を通して仕入れ可能な出版社は約260社です

いきなりすごい数です

その先にはいったい何冊の本があるのでしょうか

今までの取り引き先は10に満たないので、目が回りそう…

さっそくweb発注システムで発注リストを作っているのですが、既に本の海に溺れそうなくらい果てしない作業です

でも一度にそんなにたくさんは仕入れられないので少しずつ少しずつ並ぶ本の幅を広げていこうと思います

楽しみにしていてくださいね

私もこれからがとても楽しみです

 

 

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4年に一度の2月29日は近所に住む私のお姉さんみたいな存在の友人と近所のルカナリというフレンチビストロのレストランへ

本当は本業の仕事柄(医療機関勤務です)、無駄な外出、接触は避けるべきだと思うのですが、ここのところ緊張感が続く勤務ばかりで気分転換したかったのです

いったいいつまでこんな異常な混乱が続くのでしょうか

自粛って本当に必要なのでしょうか

政治家たちの無責任さ

どうにかしてほしい、本当に

ルカナリでの夜は楽しかったです

地球の回転の遊びの時間

有意義に使わせていただきました

さぁ、もう3月ですね

映画とか、展示とか、行きたい気持ちを抑えて自宅でずっと撰書作業をしていました

あっという間に1日が終わります

画像の3冊は私物ですが、今回発注するつもりです

手に取ってくれそうな方のお顔がなんとなく浮かびます

お昼ごはんはルカナリのレーズン入りチャバタとmagaliのみどりちゃんの喜界島にあるご実家で作られたトマトに友人からいただいたモンゴルのお塩を振り掛けたもの

シンプルだけどとても美味しい

今日はバリ島で作られたという重厚なひとり掛け椅子をいただきました

亡くなった前の持ち主さんは直接は存じ上げないのですが、これも何かの縁だと思うので大切に使わせていただきます

亡くなった私の大切なヒトはバリ島が好きだったのでいろんなことを思いました

見えない何かを感じながらこれを綴っています

 

 

 

「さよならのあとで」

私が新刊を扱う本屋をやりたいと思うきっかけになった1冊の本があります

夏葉社 http://natsuhasha.com/ から出版されている「さよならのあとで」です

私は3年程前に大切なヒトを亡くしました

その時に支えてくれたのがこの本でした

1篇の短い詩

本の帯には「 いちばん 大きな かなしみに 」

愛する人を喪った悲しみに寄り添ってくれる詩です

いつでも、すぐ手に取っていただけるように、出店時には必ず並べる本です

この本が、必要とされる時に、必要とする人に渡ってほしい、と、思いながら本屋をやっています



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こうやって改めてブログに綴ってみると、初心に返る、というのか、本来の自分に戻る、というのか、不思議な感覚になります

この「さよならのあとで」を出版された夏葉社の島田さんのお話は直接何度か伺っているのですが、この本は創刊時の紹介文にあるように島田さんの思い入れも深い大切な本です ↓

 http://natsuhasha.com/news/%E3%80%8E%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%80%8F/

今、ブログを綴りながら、この本を初めて手に取った時のことや、大切なヒトが亡くなって泣きながら頁を捲ったことなどを思い出します

私はこの本を今でも時々読み返します

何年経っても喪った悲しみは消えないですよね

読む度に心が救われている気がします




花を買う、飾る

時々、花を買います

そういう時は気分が落ち込んでいることが多いかもしれません

今回は自分が悪いのだけど…

それはさておき、近所に素敵な花屋さんがあります

sunshine + cloud というお店の中にある「玉姉妹」さん https://m.facebook.com/tamashimai/?locale2=ja_JP

いつもセンスの良いお花ばかりで迷います

今日もさんざん迷った末、選んだのは白いアネモネの花束とちょっと変わったクレマチス

それと、黄色い葉のアイビー

さっそくキッチンに飾りました

お花があるっていいですよね、癒されます

本の画像を撮る時もちょっとお花があると雰囲気が出るような気がします

後程、その画像も投稿します



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「人の気持ちを考える」

「自分を大切にする」


普通に出来るようで、本当はすごく難しいことなのではないかな

少なくともここ最近、私は出来ていなかったかもしれません

心から反省…

もっと落ち着いた女性にならなければいけないなと思います

(このブログでも個人的なことを投稿していこうかなと思っています  皆さまの不快にならない範囲内で)




私にとっての一色海岸

自宅から徒歩5分くらいで行ける素晴らしい場所があります

一色海岸(イッシキカイガン)です

私は葉山に長年住んでいますが海のスポーツは全くやりません

海水浴もしません

時々、服のまま、足首くらいが濡れる波打ち際まで入るくらいが私にはちょうど良い

本当のところは、体質的に日焼けが出来ません

日焼けしてしまうと肌が真っ赤になり腫れて、酷いと水脹れになってしまうのです

でも、海に行くのは大好きです

今の季節は、夕焼けが綺麗に見えそうで風の強くない週末、夕方4時過ぎに水筒にハーブティー + ウイスキーを入れて一色海岸のいつもの場所へ

だいたい誰かしら友人たちがいます

この寒い時期にここに来る

何がそうさせるのか、きっと、ここでしばし自然にゆっくりと時間を過ごすことを心と身体が欲してるからなのではないかな

chill out と言ったりしますよね

みんなの様子を見て、そして私自身の気持ちも含めて、そういう風に感じています

この景色を見ていると、無言になります

私は最近詩を書いているので言葉を探しているのですが、言葉なんか本当はいらないんじゃないかなーと思ったり…本当に美しい海岸です

この一色海岸界隈に惹かれて定期的に訪れてくる人、訪れるだけじゃ物足りなくなって移り住む人、一昨年くらいからそういう人たちと知り合う機会が私には増えてきたように感じています

大歓迎ですし、逆に私が葉山の良いところを教えてもらってるような気がします

葉山から出たくて仕方ない時があったのですが、それもだんだん薄れてきています(単純ですね)

画像は昨日、2/24の夕焼け

いいでしょう?

一緒にボォーッとこの景色を眺めて過ごしましょう

お酒が必要なら、海岸入り口には大門商店という酒屋さんがあるので便利ですよ


一色海岸、夏は夏でこれがまた素晴らしいのです

それはまたその時に



「アルテリ」

熊本市のカフェと書店のお店「橙書店」もしくは「オレンジ」http://www.zakkacafe-orange.com/ の店主 田尻久子さんが責任編集をしている冊子「アルテリ」の最新号の9号が発売されました

毎号楽しみにしている冊子、私はいつも鎌倉駅西口にある たらば書房 で購入しています

今回の表紙、ちょっといつもの感じと違います


「どこ?」


谷川俊太郎さんの詩で始まるのです

とても素敵な詩でした

私もそういう「場」をつくりたいな、と思いました

「気付いたら来てたよー」みたいな感じの場所

坂口恭平さんの「戯曲 いのっちの電話」も良かった

まだ全ては読んでませんがいつも通り全て良いはずです

創刊号を改めて捲ってみるとアルテリ常連の諸先輩方のアルテリへの期待感が感じられます

冒頭の故 石牟礼道子さんの文章、感動します

橙書店には一昨年伺いました

熊本にいる祖母に会いに行ったときに、橙書店だけは行かなくては、と娘を無理やり引き連れてランチをいただき、娘にはドリンクを与え、私は本棚を隅から隅まで見させていただき、確か1万円くらい本を買いました

至福の時間でした

本当に近所だったら毎日寄りたいくらいです

熊本市内、良かったですよ

市電が走っていて、大きな商店街があって、本屋さん、古本屋さん、古着屋さん、などたくさん見所があって時間が足りないくらいでした

熊本の祖母は昨年亡くなりました

亡くなって、改めて、私には熊本の血が半分流れているんだと思いました

それと同時に、いつか熊本にもひとりできちんと旅をしに行こうと思いました


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バーガーランチは鎌倉御成町にある カフェ&デリ magali https://www.fs-magali.com/ からのテイクアウト

今月は味噌キノコチーズバーガー

和風な感じで、野菜のデリもドーナツも共にとても美味しかった

最近はいつも仕事中にテイクアウトオーダーの連絡をしておき、取りに行くパターンで利用しています

イートインも出来るので鎌倉散策の時には是非行ってみてくださいね

ちなみに珈琲は小町通りにある souq(スーク)というお店のフェアトレードのものです