『まどをあける』こと


今月、1冊の冊子が発行されました

フリーで手に取れるその冊子のタイトルは

『まどをあける』

コロナ禍の中、屋内の換気も重要ですが、非日常の混乱に振り回されて、凝り固まった頭の中や心に対しても換気が必要だと思っています

私も文章を書かせていただきました

『まどをあける』というタイトル通り、自分の窓を開け放して、頁を捲ってもらえたら嬉しいです


5年前の2015年ごろ、私はあるヒトを介して香川県と繋がりを持ち始めました

せっかく頻繁に行くことになるのだからと香川県の自分の興味のある分野を調べました

その時はfacebookから情報をもらうことが多かったかな、香川県(その頃は主に高松市)はかなり面白い場所なのではないかと感じました

「BOOK MATURE」というお店が高松市の港が見える場所にあります

あるひとつの投稿がきっかけでそこに関わるようになり、たくさんの方たち、場所、物事、等々に出会うことが出来ました

『まどをあける』の発行人のふたり、佐藤友理さんと中田幸乃さんともその時に知り合いました

コロナ禍真っ最中の今年の5月の始めのこと

「突然ですが、いまZINEを作ろうとしていて、それに短いエッセイを寄せていただけないでしょうか?」

いいタイミングで友理さんがくれたメッセージがとても嬉しかったのは、外出を控え始めてから、時間がある時は自宅近くの一色海岸の浜辺で過ごすことが多くなり、そこでの時間がとても充実していたので、このコロナ禍の最中に浜辺で起こっている出来事を書いてみたいと感じていたから

「書かせていただきます!もちろん!」

すぐに返信しました


出来上がった冊子は発行人のふたりのお人柄そのまま、可愛らしくて優しさを感じさせる佇まいの冊子でした

それを手に取った瞬間に香川県でのことが思い出されて涙が出てしまいました

この『まどをあける』は私をふたりと繋げてくれた、もうあえないあのヒトからのプレゼントかもしれないなと感じました

今回、私が書いたことは浜辺で起きていることのほんの一部です

浜辺では行く度に小さな奇跡が起きています

私が何の躊躇なく心の窓を開くことが出来る場所が一色海岸の浜辺です

『まどをあける』でも紹介させていただいた一色海岸の景色

夕日がピンク色の真珠のよう

海岸は毎日違う美しい表情を見せてくれます





『まどをあける』ホームページ

  http://madowoakeru.com






どのように過ごしていますか?

4月に入り、もう半月が経ってしまいました

通常ならゴールデンウィークももうすぐで気分がウキウキワクワクしてくる時期だというのにこのコロナウイルスの混乱

それに加え、今更ながらの自分の国の政府の情けなさ、頼りなさに呆れることばかりで、このモヤモヤした怒りに近い気持ちをどこへ向けたらいいのか考えてしまいます

選挙、行きましょうね

私は私の国が大好きです

だからあんな適当に政治やってる(そう見えて仕方ない)奴らなんかに国を任せたくありません

特にアベ&アソー


さて

緊急事態宣言の発令以降、ご自宅で過ごされている方が多いかと思います

私はいつもは医療機関で勤務しているので通常通りの出勤なのですが、仕事帰りにお酒をのみに行ったり、休みの日にのみに行ったり、映画を観に行ったり、美術館に行ったり…こうやって出来ないことを並べると涙が出そうになりますね、そんな色々が出来ないので仕事以外の時間はやはり家で過ごしています

最近の楽しみは Instagramの 「#料理リレー」 という投稿

全国の料理人たちがリレー形式で様々な料理を投稿していきます

メイン、副菜、甘いもの、飲み物、等々どんどん投稿されていてチェックが追い付かないほどなのですが、気になるメニューはいくつか保存していて、そのうち作ろうかなと思っています


あまり人には言わないことなのですが、数年前、葉山の山田奈美先生の「和の薬膳料理教室」に2年間通っていました

その時のテキストをこの機会に見直しています

出汁をとって筍ご飯を炊いたり、お味噌を仕込んだり、意外と覚えているものですね

手間をかけて作った料理はやはり美味しいです

筍ご飯は2回続けて炊いたので2回目のは友人たちにお裾分けしました

ふたりともとても喜んで、「美味しかったー!」って連絡くれて、私も嬉しくて、旬の味の有り難さと、些細なことで心が豊かになる不思議さを感じました






仕込んだお味噌は 先日伺った いな暮らしさん で購入した名刀味噌の玄米麹を使いました

茹でたての大豆の美味しいこと美味しいこと

1.5舛里味噌、出来上がりが楽しみです

次は3舛らい仕込んでみようかと思っています



外出の自粛が強まる中、全国の本屋さんも通販を始めるところが増えてきています

先日、尾道にある「紙片」という私が行ってみたいと常々思っている本屋さんが始めた通販で購入したのは今井麗さんの画集

この画集、発売当初から買おうと思っていたのですがのんびりしていたらいつの間にか版元品切れ、色んな本屋さんのネットショップもほぼ品切れで買うのをあきらめかけていました

なので「紙片」さんのショップで見付けた時は嬉しかった

「あったー!」と思わず叫んでました!

今まで経験したことのない事態の毎日

頭が色んな情報でごちゃごちゃになり、時々好きな読書からも遠退いたりしてしまいます

そんな時、画集や写真集を捲ります

何も考えず目の前の画集の絵を観る

不思議と落ち着いてきたりします

私にとって画集や写真集を買うことってすごく贅沢で特別なこと

でも、とてもとても大切なことだと思っています

今回購入した今井麗さんの画集、とっても素敵でしたよ





「STAY HOME   STAY CARM」

イラストレーターの惣田紗希さんがフリーで提供しているポスターをプリントアウトして部屋の壁に貼っています

今回のコロナウイルスの混乱、地球が私たち人間に「おいおい、お前らイー加減にせーよっ!」と言っているような気もします

生き方、考え方、改めて見直す必要があると思っています

このポスターはずっと壁に貼ったままにして、私もこれからのことを考えます

早くこの混乱が収まりますように

皆さま、どうか悲しい想いをする方の数が出来るだけ少なく済みますよう、気を付けてくださいね



混乱の中

3月最後の水曜日、稲城市の美味しいランチとおやつのお店 「いな暮らし」さん https://inagurashi.com/ にて出張本屋をさせていただきました

昨年の12月のイベント企画に呼んでいただいて以来、2回目の出店です

日々、コロナウィルス関連の情報が錯綜する中、出店を止めようかとも思いましたが、私が いな暮らし に行きたかったのもあったので行かせていただきました

朝から気持ち良い陽気

いな暮らし に着くと店主トモさん&店長もえちゃんが笑顔で向かえてくれました

おふたりの笑顔、ホッとします





いな暮らし は多摩川沿いの住宅街の中の一軒

雰囲気のある落ち着いた佇まいの古いお家のカフェです

到着後、さっそくラダーラックに本を並べました

トモさんももえちゃんも読書家です

いな暮らし の店内にもたくさん本が並んでいて、おふたりの考え、想い、好み、などがほんの1部分かもしれませんが垣間見ることが出来ます

なので私も撰書させていただくことにやりがいを感じます

タイミング良く、トモさんも宮沢賢治を再び読みたかったとのことで、なんだか最近、私のまわりに発生している宮沢賢治に関しての一連の繋がりはホンの小さなことかもしれないけれど、とても素晴らしいし素敵な繋がりだと感じました

少しずつですが、宮沢賢治の本、引き続き並べていきたいです





いな暮らし で楽しみなのがトモさんの作るランチです

Instagramでいつも見させていただくのですがいつも本当に美味しそう

この日も色とりどりの美味しそうなおかずが並ぶメニュー

心もお腹も満腹

幸せいっぱいのランチでした

この後、おやつにもえちゃんの作るタルトもいただきました

もえちゃんのおやつの優しい甘さが好きです





いな暮らし には絵本作家のまつむらまいこさん https://www.mayko88.com/ も時々遊びに来てくださっています

今回、既刊の絵本『おやすみてんし』と『あなたは せかいのこども』を仕入れました

なんと、この日もまつむらさんはお子さんと一緒に遊びに来てくださいました

絵本を購入してくださったお客さまは私がまつむらさんを紹介すると、まさかご本人がいらっしゃるとは思わずびっくりされていて、直接お話しされたり、サインをしていただいたり、そんな微笑ましい光景を間近で見ることが出来て、私もとても嬉しいし、本屋やって良かったと改めて思いました





いな暮らし での1日、あっという間に終わりました

未知のウィルスの混乱の中、わざわざいらしてくださった皆さん、ありがとうございました

またお会いできたら嬉しいです

そして、トモさん、もえちゃん、今回も温かく迎えてくださりとても楽しい1日でした

ありがとうございました


いな暮らし での出張本屋、季節毎に開店出来たらいいなと勝手に考えています

次回、決まりましたらまたお知らせさせていただきますね


宮沢賢治の本

3/25(水)は稲城市の いな暮らしさん https://inagurashi.com/ にて本屋開店予定です
持参する本を少し紹介させてください

昨年、私は改めて宮沢賢治と出会う機会があり、それをきっかけに、出店時に宮沢賢治作品を常時並べようと考え中です

たくさんある宮沢賢治作品の中で撰書をするのはとても果てしない作業ですが、まずは私と縁がある本から並べようと思っています
岩波文庫の3冊は私が以前持っていたもの

いつの間にか私の手元から消えていましたが今回このような形での再会です

ロングロングセラーの本ですよね

すごいな〜と思います

並べてみると、白地に明るいグリーンのタイトルが映えて、綺麗な文庫です

鎌倉の「港の人」から出版されている『あたまの底のさびしい歌』は宮沢賢治の手紙を集めた本

憲治の物語のような手紙の文章と描かれた線画がとても素敵です

「ナナロク社」から出版されている『写訳 春と修羅』は木村伊兵衛賞にノミネートされている齋藤陽道さんの写真と憲治の詩、それと装幀、写真集のような、詩集のような、ひとことでは伝えられない魅力のある1冊です
いな暮らしさんでは絵本作家 まつむらまいこさん の私家版絵本が販売されていますその中の1冊『たよりない手』も憲治の『銀河鉄道の夜』をテーマにした素敵な絵本です

是非、手にとってみてほしいです。








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宮沢賢治の『春と修羅』

昨年、改めて出会いました

その時のことは今でもはっきり覚えていて、その時一緒にいたヒトの意外な面をちょっとだけ深く知れた気がして嬉しかったり楽しかったり

そのヒトは『春と修羅』を高校生の時に読んで震えたそうです

そのあとに齋藤陽道さんの『写訳 春と修羅』を書店で見付け、その本の良さに、あー、なんか縁があるなーと感じました

そういう本にはやはり思い入れもあるので大切に扱っていきたいと思っています


『The Death and Life of John F.Donovan』

久しぶりに映画を観に行きました

観たのはグザヴィエ・ドラン監督の新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』

https://www.phantom-film.com/donovan/sp/

やはりドランの映画はいい

感動しました

なんでこんなにも人の感情の深い部分を表現するのが上手いんだろう

母親との間の複雑な感情は私も同じようなものを持っていて、でもそれは本当に表現することは難しい

主役のキット・ハリントン、自身も実際にTVドラマ(「ゲーム・オブ・スローンズ」)で一躍有名になったので、この役柄は入りやすかったのではないかな

とても良かった

同じ「ジョン」という名の役だし、すごい偶然

彼の魅力は影の部分を出せるところかなと思います

笑っていてもどこか悲しそうで孤独感を感じさせる表情とか上手い

声もいいし、この先の活躍が楽しみ

他の出演者たちもみんな良かった

記者役のタンディ・ニュートン、母親役のスーザン・サランドンとナタリー・ポートマン、マネージャー役のキャシー・ベイツ、彼女たちホントカッコいい

映画の冒頭で流れたアデルの「Rolling in the Deep」を帰宅してから繰り返し聴いてます…

音楽はガブリエル・ヤレド

私の大好きな映画『べティ・ブルー』の音楽を担当した人です

こうやって綴っているともう一度観たくなりますね

映画を観に行くのは考えてみたら今年初めてです

本来の目標というか希望は月に1度は映画館に行くということにしてるのですが、年始のバタバタと、ここ最近のコロナ騒ぎで遠退いていました

反省…

やはり、映画館、行かないと!




ドランの映画のプログラムはいつもカッコいいのですが今回のもカッコ良かった

本好きな私としては嬉しい限りです

今年は何本の映画を観に行けるかな

来月はジム・ジャームッシュの新作が上映されます

それもすごく楽しみです




第1便

「子どもの文化普及協会」へ発注した本が入荷しました

記念すべき第1便、ドキドキしながら箱を開けました

わぁ〜!本当に本屋さんみたい!なんて

せっかくなので、記念に箱開けたそのままを撮りました

今回は今までに取り扱っていた本たちに合わせて発注した本もあるのでどんどん絡めて展開していきますよ〜

今月25日(水)は いな暮らし さん https://inagurashi.com/ で本屋開店予定です

私もとても楽しみです

どんな風に並べようかな






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今回、入荷した本の中に長田弘さんの『詩ふたつ』があります

これは山梨で本屋業をしている友人がSNSで紹介していて、読みたいと思っていた本です

私の大好きなクリムトの風景画に合わせて、どんな詩が書かれてるんだろう

頁をそっと開いてみました

… 泣きました

ふたつの詩とクリムトの風景画が私の心の弱っていた部分にスッと入ってきました

ここ数週間のいろいろが涙と一緒に出てきました

何なんでしょうね、不思議な本です

大切なヒトを喪った方に手にしてほしい本はいつでもすぐ手に取れるように出店の度に必ず並べてるのですが、この『詩ふたつ』もそれらの本に加えて、ずっと取り扱っていこうと思いました

今までは『さよならのあとで』『悲しみの秘義』の2冊でした

この2冊には何回救われたことか

次回からは『詩ふたつ』も加えて計3冊になります

そっと悲しみに寄り添ってくれる本、大切にしたいです

3番目の画像の『愛するということ』と『スピノザ』は私の私物なのですが、ひとつの「人との関係」が終わったのでちょっといい機会だと思い、改めて哲学っぽい「愛」の本を読み始めています

「愛」とひとことで言ってもとても幅広く、たくさんの「愛」があるのですが、私が知りたいのは恋愛の「愛」

この年齢で今更だし、少し恥ずかしい気もしますが、私の苦手な分野なので、ゆっくりと読み進めてみたいと思っています

ちなみに『スピノザ』は亡くなった彼の本です




「愛」について考えること

ここで綴る「愛」とは、恋愛の「愛」のことなのですが、私にとってきっと一生の課題になると思うので、そういった「愛」についての本は自分の為にも何冊か定番で取り扱いたいと思っています

まずはフランスの作家レイモン・ペイネの『愛の本』

 

「あなたへの贈りものを、私はときどき考えます。何をさしあげたらば悦んで頂けるだろうか。……私は見つけました。それがこのレイモン・ペイネの絵本です。絵本と言ってはまずいかも知れません。Cartoonつまり漫画なのですが、あくどさもなく、一種の品もあって、しかも広々とした気持をあらわしている絵です。この本を見ていると、自分ではとうてい考えもつかないような場面が頁をめくるごとに出て来て、これこそ最上の贈物だと思いました。
どうかあなたもお二人で、仲よくごらんになって、なるほどと思ったり、一枚の絵の細かいところから何かを見つけだして下さい。御自分の想いに微笑するようなものを。」(串田孫一「小さな贈りものにそえて」より)

〈ふたり〉のポケット・ブック、〈ふたり〉のウィークエンド、〈ふたり〉のベッドサイド・ブック、〈ふたり〉のおくりもの、の4編が一冊になっています。

〈みすず書房のHPより〉

 

お馴染みのペイネの恋人たち、4色に分かれる綺麗な頁、絵に添えられたひと言、それと、串田孫一の解説、優しさが溢れていてとてもいいです

読んでいて私も幸せな気持ちになれる1冊です

 

 

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恋愛、難しいです

私事ですが、結婚5年目で離婚してから今までずっと独身でいます

好きになる人もチラホラいましたが、実家住まいと子どものことなどで上手くいかなかったり…

この人こそ!と感じた人は病気で亡くなりました

もう3年経ちますがまだまだ想いは消えません

なるべく前に進もうと思っていますが…

昨年、ひとつの出逢いがありました

でも心の声に従って酔っ払った勢いで終わらせました

少し寂しいけれどこれで良かったと今はホッとしています

次はどんな出逢いがあるのかな

私は恋愛に関しては器用ではないので、少しずつ育んでいける相手がいいのかなとも思います

年齢も年齢なので急がず焦らずゆっくりと、残りの人生、一緒に楽しめたらいいかな

でも今は恋愛は置いておいて、きちんと自分自身を形にすることに専念します

「愛」についての本を時々読みながら…

 

 

『片づけたい』

エッセイは好きで、時々読みます

疲れた時に手にすることが多いかもしれません

気負わずに読めるし、数分で読める短い文章なことが多いし、何よりもその作家さんの本音を知ることが出来て楽しかったりします『片づけたい』は古今の書き手たち32人の「片付け」をテーマにしたエッセイ、日記などを収録したエッセイ集です

片付け、得意ですか?

私はどちらかと言うと苦手です

多少散らかっている方が落ち着くような気がします(言い訳に過ぎませんが…) 

今、ちょうど私物の本や雑誌を整理して片付けているところです

読まなくなった絵本は知り合いのカフェを営んでいる方に引き取っていただきました

お子さん連れのお客さまが多いと以前お店に置く絵本の相談を受けたことがあるのでちょうど良かったです

単行本や雑誌はやはり手軽なBOOK・OFF行きかなと思っています

この『片づけたい』を読むと、どんなに立派で有名な作家さんでもなかなか片付けが出来なかったりします

またその理由が面白い

最初のジェーン・スーの「ていねいな暮らしオブセッション」の「ていねい」に反抗するエッセイから笑えます

東海林さだおの「ロボット掃除機ルンバを雇う」、向田邦子の「新聞紙」、等々、読んでいて思わず頷いてしまう内容ばかりです

本屋をやっていると、時々「本を読みたいと思っているけれど、何を読んだらいいかわからない。」と相談されることがあります

もしかしたら、先ずはこういったエッセイ集から読んでみたらいいかもしれません

そして、自分にスッと入ってくる文章があればそれを書いた作家の作品を読んでみてはいかがかな

そうやっていくとどんどん広がるのではないかなと思っています



浩々たる本の海

「子どもの文化普及協会」という主に書籍を扱う卸しの会社と取り引きさせていただけることになりました

私のような店舗を持たない副業本屋にきちんと向き合っていただけたことが本当に嬉しいし、改めて、店舗を持って本屋さんをやりたいという気持ちが強くなっています

「子どもの文化普及協会」を通して仕入れ可能な出版社は約260社です

いきなりすごい数です

その先にはいったい何冊の本があるのでしょうか

今までの取り引き先は10に満たないので、目が回りそう…

さっそくweb発注システムで発注リストを作っているのですが、既に本の海に溺れそうなくらい果てしない作業です

でも一度にそんなにたくさんは仕入れられないので少しずつ少しずつ並ぶ本の幅を広げていこうと思います

楽しみにしていてくださいね

私もこれからがとても楽しみです

 

 

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4年に一度の2月29日は近所に住む私のお姉さんみたいな存在の友人と近所のルカナリというフレンチビストロのレストランへ

本当は本業の仕事柄(医療機関勤務です)、無駄な外出、接触は避けるべきだと思うのですが、ここのところ緊張感が続く勤務ばかりで気分転換したかったのです

いったいいつまでこんな異常な混乱が続くのでしょうか

自粛って本当に必要なのでしょうか

政治家たちの無責任さ

どうにかしてほしい、本当に

ルカナリでの夜は楽しかったです

地球の回転の遊びの時間

有意義に使わせていただきました

さぁ、もう3月ですね

映画とか、展示とか、行きたい気持ちを抑えて自宅でずっと撰書作業をしていました

あっという間に1日が終わります

画像の3冊は私物ですが、今回発注するつもりです

手に取ってくれそうな方のお顔がなんとなく浮かびます

お昼ごはんはルカナリのレーズン入りチャバタとmagaliのみどりちゃんの喜界島にあるご実家で作られたトマトに友人からいただいたモンゴルのお塩を振り掛けたもの

シンプルだけどとても美味しい

今日はバリ島で作られたという重厚なひとり掛け椅子をいただきました

亡くなった前の持ち主さんは直接は存じ上げないのですが、これも何かの縁だと思うので大切に使わせていただきます

亡くなった私の大切なヒトはバリ島が好きだったのでいろんなことを思いました

見えない何かを感じながらこれを綴っています

 

 

 

「さよならのあとで」

私が新刊を扱う本屋をやりたいと思うきっかけになった1冊の本があります

夏葉社 http://natsuhasha.com/ から出版されている「さよならのあとで」です

私は3年程前に大切なヒトを亡くしました

その時に支えてくれたのがこの本でした

1篇の短い詩

本の帯には「 いちばん 大きな かなしみに 」

愛する人を喪った悲しみに寄り添ってくれる詩です

いつでも、すぐ手に取っていただけるように、出店時には必ず並べる本です

この本が、必要とされる時に、必要とする人に渡ってほしい、と、思いながら本屋をやっています



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こうやって改めてブログに綴ってみると、初心に返る、というのか、本来の自分に戻る、というのか、不思議な感覚になります

この「さよならのあとで」を出版された夏葉社の島田さんのお話は直接何度か伺っているのですが、この本は創刊時の紹介文にあるように島田さんの思い入れも深い大切な本です ↓

 http://natsuhasha.com/news/%E3%80%8E%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%80%8F/

今、ブログを綴りながら、この本を初めて手に取った時のことや、大切なヒトが亡くなって泣きながら頁を捲ったことなどを思い出します

私はこの本を今でも時々読み返します

何年経っても喪った悲しみは消えないですよね

読む度に心が救われている気がします